カバー画像:秋田駅前にある江戸の時代から伝わる名物「冷がけそば」発祥の名店【弥助そば】

秋田駅前にある江戸の時代から伝わる名物「冷がけそば」発祥の名店【弥助そば】

メイン画像:秋田駅前にある江戸の時代から伝わる名物「冷がけそば」発祥の名店【弥助そば】

今回ご紹介するのは江戸の時代に生み出された名物「冷がけそば」発祥のお店であり、江戸から令和までなんと200年もの間、変わらず伝統の味を守り続ける老舗中の老舗【弥助そば】さんです。

弥助そばさんを語る上でやはり欠かせないのは名物「冷がけそば」です。冷がけそばとは初代当主である「弥助」さんが江戸時代に、秋田県西馬音内の2万石橋のたもとから地域へ広められました。

そんな伝統を守り続ける弥助そばさんのお店の外観と店内は、やはり純和風といった何処か懐かしくも落ち着いた感じで店員さんの接客も優しく丁寧、テーブル席と小上がり席は共に清潔で広く居心地良く食事が出来そうでした。

メニューを見ると当然「冷がけそば」に目が行きますが、温かいそばも勿論有り定食や丼物、郷土料理にサイドメニューと種類が豊富すぎて確実に迷います。お酒もあるので是非とも休日に宴会コースで楽しみたいですね。

魅力的なメニューだと毎度の様に迷ってしまいますが、今回は創業当時から在る「元祖冷がけ蕎麦」と本日の満足飯「塩豚丼」、そして「冷がけ天玉そば(並)」を注文しました。

最初に元祖冷がけ蕎麦を実食、外見はシンプルですがその分はっきりとお蕎麦の味が分かります。

一口食べると細い見た目とは裏腹にコシがしっかりして、歯切れが良く食感を楽しみつつ嚙み続けていると、口の中でお蕎麦本来の風味が広がって甘く香ります。

途中でわさびをそばつゆに混ぜると、ねぎの食感と辛味がわさびの刺激的な辛味と合わさって、出汁が効いたそばつゆとお蕎麦の美味しさをより一層引き立てます。

次は塩豚丼を実食、塩豚丼は豚肉と塩だれのバランスが絶妙でご飯との相性抜群でした。

お茶碗サイズなのですがあっさりとした塩味なので、満足飯なのに美味し過ぎて全然物足りなくなってしまいました。

いよいよ最後は冷がけ天玉そば(並)を実食、まずは天ぷらを頂きます。天ぷらは海老・ピーマン・かぼちゃ・さつまいもの4種類で衣はサクッと、油っこさが全く無い軽い食感で、冷がけそば独自の冷たいそばつゆのお陰なのか時間が経っても衣がふやけません。

卵が入っているので蕎麦に卵白を絡めて食べると、とろろの様な独特の食感が楽しめ、卵黄をそばつゆに混ぜるとつゆがまろやかになって一層美味しくなり、最後まで残さず飲み干してしまいました。

全て美味しく完食して食後にそば湯を飲みながら、今度の休日は絶対に宴会コースでお酒と一緒にコース料理を楽しもうと、心に決めました。

店名 弥助そば 秋田総本店

電話番号 
018-801-1212

営業時間 月・火・水・木・金・土
     11:00-14:30 L.О.14:00
     17:00-22:30 
L.О.22:00
     日・祝日
     11:00-21:30 L.О.21:00

住所  秋田市千秋久保田町4-5 秋田駅前ビル 1F


 

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