【異人館】引き継がれる古き良き昭和の雰囲気と共に
ロケーション
八橋運動施設の脇、けやき通りを眺めながら歩いていると、風景が一変します。ジブリ映画に登場しそうな「異人館」さんが目の前に現れます。
秋田のスポーツ施設の一角に広がるこの別世界は、忙しい日常から逃れて心を休めるための静かな避難所となっています。
外観
「異人館」は、秋田市の歴史と西洋文化が交差する場所です。色とりどりのツタが建物を覆い、生きているかのような雰囲気を醸し出しています。地元の方々はもちろん、観光客にも人気のスポットです。
異国情緒あふれる建築と歴史が魅力的で、四季折々の自然の変化も楽しむことができます。10月には、赤みを帯び始めた葉が秋の訪れを感じさせます。暗くなると、窓から漏れ出す温かな光が中のぬくもりを感じさせます。
内装
扉を開けると、珈琲の香りとレトロ&アンティークな家具一式で揃えられた店内が広がります。初めて訪れたのにどこか暖かく、懐かしさを感じさせます。
フレームに収められた絵やポスターが、過去の記憶を語りかけるようです。店内からの景色も、この窓を通して見ると心象風景にセピア色のフィルターがかかります。
メニュー
カフェ・オ・レ 680円
洗練された技術によって高いところから注がれる、純喫茶を体現したような一杯。視覚的にも美しいパフォーマンスを見ることができます。二色が混ざり合いながら注がれるメニューは秋田に二つとないでしょう。
高い位置から注ぐことでミルクとコーヒーがしっかり混ざり、そして泡立ちによって香り高く、クリーミーさや滑らかさが際立っています。
フレンチトースト 900円 / お好きな飲み物付き 1,280円
ベリーの甘酸っぱさが口いっぱいに広がり、ほんのりシロップが後引く甘さ。絶妙なバランスでひとつひとつの味が引き立っています。ベリーのフレッシュな香りとフレンチトーストのバターの香ばしさが絶妙にマッチした贅沢な一品となっています。
ウインナーコーヒー 660円
まずはそのまま飲んでそのあと混ぜて…なんてセオリーはございません。あなたのお好きなように甘味と苦味、二極のコントラストをお楽しみください。
クリームのまろやかさが苦みをおさえつつコクを引き立てており、飲みやすくコーヒーが苦手な方にもぜひ飲んでもらいたい一杯です。
その外観のイメージを裏切らない内装は、まさに異国体験。「異人館」さんでのひと時は、日常に彩りとポジティブな刺激を与えてくれることでしょう。ぜひ一度、足を運んでみてください。